2007年 01月 30日
おうち 2 |
私の父は東京タワーを設計した構造家内藤多仲のもと、W大学で鉄骨構造設計を学びました。1972年当時60代後半の父は、住宅設計は専門外にもかかわらず張り切って毎晩遅くまで和服姿で老眼鏡をかけ製図板に向かい、延べ28坪木造2階建ての自宅の設計をまとめました。私は大学4年で卒業設計が忙しかったこともあり、設計には全くタッチできずに、父一人の独断でその家はその年の秋に完成し、とても満足していました。(寺)
by terra-aa
| 2007-01-30 22:30
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